佐原では下記の項目を居住者様の立場にたって計画しています。
外部からの風圧や温度差換気の影響を受けずに排気機によって発生する気流をコントロールするためには、室内外の圧力差を9.8Pa(1mmA)以上になるように住宅の気密性能を上げなければなりません。
室内の負圧を9.8Pa以上に保つには、空気が移動する時に発生する摩擦抵抗(圧力損失抵抗)分を考えて、必要換気量より十分大きな排気能力が必要です。又、排気と給気のバランスが崩れると給気量が不足したり、過度の負圧で耳鳴りやドアの開閉が重くなるなどの弊害がおこります。
汚れた空気は暖かく、1階で排出できなかった分が階段を通って上昇するため、2階の排気能力が弱いと汚れた空気が滞留してしまいます。 2階には寝室や子供部屋があり、寝ている間に汚れた空気を吸ってしまい体調不良の原因にもなります。出来るだけ2階の換気をしっかりとるように計画します。
結露、カビ対策のため給気口をドアと対角上に配置し、分散させて湿った空気や汚れた空気を澱ませない、空気の流れを作るのがポイントです。
カーテンは、冷気を直接肌にあてないために重要な役割をしています。窓に取り付ける給気口ならではのメリットの一つです。
なるべく居室から離れたトイレや洗面所に排気機を取付けます。又、使用する排気機の音は33dB(夜の静けさ)以下を使用するようにしています。
圧力損失抵抗に弱く静圧の低い排気機Aでは、室内を適切な負圧状態にできないうえ、給気量がたくさん必要になり、給気口の数が増えてしまい適切とはいえません。 風量の大きさと同じように室内を適切な負圧状態にできる静圧の高い排気機Bを選ぶことが換気計画上、最も重要なポイントです。